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角川学園-School Days-

第7章 不良襲撃編~南の謎~

「昨日の夜、数多君にもう大丈夫だから良いよって、メール送ったんだ
数多君からも了承得たし」

「そっか」

◇角川学園4階・1年B組◇

「郁、南おっはよー」

「2人共、おはよう」

教室に入ると、俊樹君と数多君が先に来ていた。

「南、今日ココに来るまでの間は大丈夫だったのか?」

「うん、もう本当に大丈夫みたい」

「良かった」

安堵する数多君。

そして今日も、いつもどおりの高校生活を送る。

◇道中◇

-南視点-

放課後、郁君達と別れた僕は1人で駅に向かって歩いている。

「ん?」

着信音が鳴り、スマホを取り出して通話ボタンを押す。

「もしもし?」

『俺だ』

「睦月(むつき)さん、どうしたんですか?」

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