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角川学園-School Days-

第7章 不良襲撃編~南の謎~

『もう、そっちは大丈夫そうなのか?』

どうやら、不良襲撃の件で心配してるみたいだ。

「もう、大丈夫みたいです」

『それなら良かった
あと、そろそろ元の声で喋ったらどうだ?』

「了解です」

僕は、自身の変声能力で元の声に戻す。

「これで良いですか?」

『あぁ
そっちの声の方が聞き慣れてるからな』

文字だけじゃわかりづらいけど、プロローグの初登場から今さっきまでの僕の声は、変声能力で出してた違う声。

今の声が、本来の僕の声だ。

『これからは、俺や他の仲間達と話す時は本来の声で構わんだろう』

「わかりました」

僕の一族は、全員が変声能力を持ってる一族で、僕も小さい時から変声能力が使えるようになった。

この事を知ってるのは、一族の人間と本のごく一部の人間だけだ。

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