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角川学園-School Days-

第8章 4年前の真相編~対面~

「あったあった♪」

僕は、新刊のBL同人誌を3冊を持って、数多君の元へ戻る。

「目当てのBL同人誌見つかったから、会計済ませて来るね」

「了解」

レジに並んで会計を済ませて、僕達は1階へ下りた。

◇アメニイト日本橋店の前◇

「数多君、ゴメン
買い物終わったよ~」

僕は、1階で新刊のBL漫画2冊と新刊のBL小説を買い、店の外で待ってる数多君のそばまで行く。

「んじゃあ、そろそろ行くか」

「うん」

僕達は、研磨さんと歩さんが住むアパートに向かい、歩き出す。

「あれ?
郁と数多じゃん!」

「俊樹君」

「俊樹」

左前方を振り向くと、俊樹君がこっちに近付いて来た。

「俊樹君、1人で日本橋に居るなんて珍しいね」

いつもは、僕と2人でしか日本橋に来ないのに。

「ちょっと、用事で近くまで来てたんだー♪」

「俺達は、従兄の兄ちゃんと恋人と会う約束してて、今からアパートへ向かうところなんだ」

「そうなんだー」

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