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角川学園-School Days-

第8章 4年前の真相編~対面~

「だな」

「郁、救急車と警察に電話だ」

「うん!」

俊樹君の指示で、僕は救急車と警察にそれぞれ連絡をする。

「うわっ」

「こっちに気づきやがった」

研磨さんと数多君の言葉に、僕も通り魔と女性の方を見る。

「こっちに来たぞー」

通り魔が、ナイフを握りながらこっちに向かって駆け出して来た。

「郁は、ココで待機」

「はい」

「数多、俊樹行くぞ!」

「「おう!」」

研磨さんと数多君と俊樹君は、同じく通り魔に向かって駆け出す。

互角の強さを持つ俊樹君と数多君と、そんな2人より2倍強い研磨さんがチームって、通り魔は完全に詰んだな。

「せいあッ!」

「うわっ!?」

先ずは、俊樹君の後ろ上段回し蹴りで通り魔が握ってる、ナイフの刃を折る。

「ふっ」

「ぐぎゃあほひやあああはぐえあああああッ!!」

続けて、数多君の金的蹴りを食らい、苦痛で奇声を上げる通り魔。

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