テキストサイズ

角川学園-School Days-

第10章 一泊移住編~初日の始まり~

「おっす、おふたりさん」

「数多、おはよー」

「数多君、おはよう」

今日の事を話してるうちに、数多が教室に着いて自分の席までやって来た。

数多とは、研磨さんと歩さんのアパートに初めて行った以来、一緒にアパートに行く機会が増えた。

歩と3人の時や、数多と2人で行く時もある。

行く理由は、研磨さんに修行を付き合ってもらうため。

俺は空手部、数多は道場の日以外で2人揃って行ける日。

数多は、1人で行く日もあるらしい。

研磨さんと勝負するだけじゃなく、数多とも勝負したりしている。

「南は、まだか」

「もうすぐ来るんじゃない?」

「俺達4人の中じゃ、大抵は南が最後に来るパターンが多いしなー」

それから数分後、南が教室に入って自分の席まで来た。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ