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角川学園-School Days-

第10章 一泊移住編~初日の始まり~

-郁視点-

「3人共、おはよう」

「南君、おはよう」

「南、おっはよー♪」

「南、おはよう」

それから僕達は、チャイムが鳴って松岡先生が来るまでの間、いつものように4人で雑談をする。

その後、チャイムが鳴って松岡先生が教室に来て、朝のHRをしてから教室を出る準備をした。

A組から順番に、教室を出てグラウンドに向かい、B組の番がきた。

◇バスの中◇

「郁、隣同士で座ろうぜ」

「うん、良いよ」

バスの中に入り、僕は俊樹君と隣同士の椅子に座る。

「数多君、一緒に座ろう」

「おう」

南君と数多君は、僕と俊樹君の前の椅子に座った。

全員が座り、松岡先生が点呼し終わるとバスが出発した。

◇車の中◇

-晴希視点-

「始、バスが出発したよ」

「5台のうち、2台目のバスに乗ってるとメールがきた」

そう言い、始は5台目のバスが出発したのと同時に、車の運転を始めた。

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