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角川学園-School Days-

第11章 一泊移住編~2人の時間~

◇長野旅館3階・324号室◇

「俊樹君、ちょっと湿布と包帯頼めるかな?」

鞄の中から、万が一のために持ってきてた湿布と包帯を
取り出す。

「良いぞー」

俊樹君に、湿布を右手首に貼ってもらい、その上に包帯を巻いてもらった。

その時、部屋のドアがノックされる。

「はいはーい」

俊樹君が、部屋のドアを開ける。

「おーっす」

「やっほ~」

数多君と南君だった。

「夕飯の時間まで暇だし、4人でトランプでもして遊ぼうぜ~」

「僕、トランプ持ってきたから」

ズボンのポケットから、トランプが入ったケースを取り出す南君。

「おー、やろう♪」

「あっ、ちょっと喉渇いたから1階の自販機で、ジュース飲んで来ても良いかな?」

「了解ー♪」

「俺も、喉渇いたから一緒に行くよ」

俊樹君と南君には、部屋で待っててもらって僕と数多君は、1階の自販機のとこまで向かう事にした。

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