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角川学園-School Days-

第15章 恋のライバル編~夕陽の告白~

「郁君、目が覚めたんだね~♪」

僕の姿を見た筑紫君が、嬉しそうに僕を抱き締める。

「郁、目を覚ましてくれて良かった」

剣君は、安心した表情で僕の頭を撫でる。

「ソングボーイズのリーダーとして礼を言う
うちの有里を、助けてくれてありがとう
そして、怪我を負わせてしまって申し訳ない」

「さっき、真根さんから同じ事を言われたけど、有里君が無事だから別に良いよ」

「このお礼は、いずれ必ずさせてもらう」

「それも、さっき真根さんに言われたよ」

有里君、真根さんとメンバーからも愛されてるんだなぁ。

「そうだ
郁君、僕とアドレス交換しよう
お礼させてもらうのと、ソングボーイズや有里についての情報などを、特別に教えるから」

「わかりました」

僕は、真根さんとアドレス交換をした。

その後、研磨さんもスタッフルームに来て、かなり心配されたけど安心してくれた。

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