テキストサイズ

角川学園-School Days-

第15章 恋のライバル編~夕陽の告白~

「良いけど、どうしたの?」

『明日の朝、大阪を離れて東京へ帰るからその前に、ちょっと話があるんだ』

話って何だろう?

「うん、良いよ」

まあ、会った時にわかるか。

『天王寺ホテルの前で待ってるから、来て欲しいんだけど…。』

天王寺ホテルって確か、ソングボーイズが泊まってるホテル…。

「わかった
それじゃあ、今から学校出るね」

『ありがとう
少ししたら、ホテルの前で待ってる』

通話が終わり、南君を見る。

「南君、ゴメン…。
用事出来ちゃった…。」

「別に良いよ♪
それじゃあ、途中まで一緒に帰ろうよ」

「うん」

僕と南君も、教室を出て行く。

◇JR桃谷駅・改札付近◇

「ねえ、南君」

「な~に?」

駅に着き、改札を潜って少し進んだとこで、気になってた事を聞こうと思った。

「昨日のイベントに来てた、南君の仲間の人ってどんな人?」

「……。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ