テキストサイズ

角川学園-School Days-

第15章 恋のライバル編~夕陽の告白~

「そういうわけだから、イベントの何日か前に返事お願い出来るかな?」

「わかったよ」

「郁君、ありがとう♪」

夕陽君は、僕をベッドの上に押し倒して僕を抱き締める。

「郁君、少しの間だけこうしてて良い?」

「うん」

数分間、夕陽君は僕を抱き締め続けた。

◇JR天王寺駅・改札付近◇

天王寺ホテルを出て、夕陽君が駅の改札まで見送りに来てくれた。

「郁君、また8月下旬にね」

「うん
夕陽君、ばいばい」

「郁君も、ばいばい」

僕は、夕陽君と別れて改札を潜って駅のホームに向かう。

-夕陽視点-

「部屋に戻るか」

郁君の姿が見えなくなると、僕は天王寺ホテルに戻った。

◇天王寺ホテル4階・403号室◇

「ふーん、じゃあ8月下旬まで返事はお預けか」

「でも、まあそれまでには心の準備出来てるだろう」

「8月下旬まで長いね~」

部屋に戻り、メンバー達にメールで郁君が帰った事を報告したら、メンバー達が部屋を訪れて来た。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ