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角川学園-School Days-

第15章 恋のライバル編~夕陽の告白~

「告白したら盛大に祝ってやるし」

「失敗したら、ちゃんと慰めてやるぞ」

「有理君、ファイトだよ!」

「翔君、剣君、筑紫君ありがとう」

それから夕飯の時間まで、僕の部屋で4人で雑談して時間を潰した。

◇道中◇

-俊樹視点-

「意外に、告白するのはえーな」

部活帰り、俺は駅に向かって歩いている。

その途中、夕陽からメールが届く。

今日、郁に告白した事と返事は8月下旬に、してもらう事になったって内容だった。

「俺も負けてられねえーな」

俺も、タイミングを見計らって郁に告白しないと。

「俺を選ぶか、夕陽を選ぶか、2人で失恋か…。」

結果がどうであれ、俺達と郁との絆が壊れる事は決してない。

「数多と、研磨さんや歩さんにも相談してみるかー」

そんな事を思いながら、駅にたどり着いて改札を潜り、電車に乗った。

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