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角川学園-School Days-

第2章 開幕編~仲間達との放課後~

「郁
頼むから、あんな質の悪いファンに成り下がるなよ」

「わかってるよ」

流石に、マナーとかは弁えているから大丈夫。

「おい、ふざけんなよ!!
こっちは、30分以上並んだんだぞ!!」

「そうよ!
それに、なんでもっとイベントの参加券の数を、用意しなかったのよ!?」

僕と俊樹君がいるレジの、左横のレジでガラの悪い金髪のヤンキーカップルが、レジスタッフに怒鳴り散らしている。

きっと、彼氏の方は彼女の付き添いだろう。

にしても、横でとか辞めてほしい…。

「申し訳ございません
予め、店に用意される数は決まっておりまして…。」

レジスタッフが、謝罪と事情説明をするがカップルは納得してない様子だ。

「そんなの、こっちは知るかよ!!
せっかく、楽しみにしてたのによ!!」

「どうしてくれるのよ!?
なんとか、参加できるようにしなさいよ!!」

「申し訳ございません…。」

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