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角川学園-School Days-

第17章 新しい家族編~郁の返事~

お母さんのパート先も、良い人達ばかりみたいで僕達は上手くやっていけた。

そして、引っ越して初めての誕生日を迎える。

「郁、誕生日おめでとう」

「お母さん、ありがとう!」

プレゼントを受け取り、中身を開ける。

「あぁ、これってソングボーイズのライブチケット♪」

ソングボーイズとは、4人の男子達が組んでる声優アイドルユニット。

デビューはまだしてない、あまり知られてないグループなんだけど僕は、初めて聴いた時からファンになった。

推しメンは、柴野有里君。

「郁、前々から行きたいって言ってたもんね
だから、ライブ当日2人で行こう♪」

「うん♪」

しかし、ライブ当日。

お母さんは、高熱で部屋で寝てる事になりライブを断念する事に。

「はい、お母さん
お粥作って来たよ」

「郁、ありがとう…。」

ゆっくり、体を起こすお母さん。

「郁…ゴメンね…。」

「え?」

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