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角川学園-School Days-

第17章 新しい家族編~郁の返事~

「今、有里君の他に剣君と翔君も一緒なんでしょ?」

「「!!!???」」

隼と壮馬君の、驚きまくってる表情が何だか面白い。

『そうだよ~
今、僕推しの弟君がそばにいるんだよね?』

「うん」

『その子に代わってもらえるかな?
郁君の弟君と話してみたいし♪』

「良いよ
ちょっと待ってね」

僕は、隼の方を見る。

「友達が、隼と喋りたいって」

そう言い、隼にスマホを渡す。

「もしもし?」

恐る恐る、通話越しに話しかける隼。

「えっ!?
本当に、本人なんですか!?」

おぉ、凄い驚いている。

「はい、筑紫君のファンなんです
筑紫君と話せて、凄い幸せです!」

さっきまで驚いてたのに、隼の表情は嬉しさで満ち溢れていた。

「これからも、ずっと応援します!」

スマホを僕に返す隼。

「筑紫君が、お兄ちゃんに代わってほしいって」

スマホを受け取り、再び筑紫君に話しかける。

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