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角川学園-School Days-

第20章 過去の友達編~仲直りと告白~

「おい、何してくれてんだガキ!!」

猛威の父親が、車から降りて来た。

「おっさん、馬鹿か?
郁を助けに来たんだ!」

「俊樹君…。」

「「「郁!」」」

数多達も追いついた。

「数多達は、郁を頼む!」

俺は、猛威の父親に構えをとる。

「おもしれぇ、俺とやろうってのか」

猛威の父親も構える。

「はあ!」

「ふッ」

俺の上段回し蹴りを、腕で防いだ猛威の父親は拳を放つ。

「おらあッ!」

「せいあ!」

猛威の父親の拳を捌いたあと、俺達は攻防を続ける。

「おらあッ!」

「はぁああ!」

このおっさん……数多ほどじゃないが、結構強いな…。

-数多視点-

「勝生と村瀬か
久しぶりだな」

猛威が2人を見る。

「猛威、郁を解放しろ!」

「郁に手を出すな!」

猛威に、郁を解放するように言う勝生と村瀬。

「コイツがいじめられてた時に、見捨ててたくせによ
今更、何言ってんだ?
罪滅ぼしのつもりか?」

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