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角川学園-School Days-

第20章 過去の友達編~仲直りと告白~

-俊樹視点-

「郁!」

「俊樹君…。」

「動くんじゃねえよ!」

郁に駆け寄ろうとしたら、猛威が持ってるナイフを見て思いとどまる。

「頼む、郁を離してくれよ!」

「代わりに俺達を、好きなだけ痛みつけて良いから!」

「利行、健次郎…。」

猛威に訴える勝生と村瀬。

「あぁ!?
お前らじゃ意味ねえんだよ!!」

2人に怒鳴りながら、猛威はナイフを振り上げる。

「猛威、やめろ!!」

「やめてくれ!」

「郁!!」

その時、1つの銃声が聞こえた。

「ぐッ」

突然、猛威が持ってたナイフが弾かれて、猛威はナイフから手を離す。

銃声が聞こえた方を見る。

「米内刑事、鳥海刑事!」

いつの間にか現れた米内刑事が拳銃を構え、鳥海刑事は気絶してる猛威の父親の身柄を確保していた。

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