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角川学園-School Days-

第20章 過去の友達編~仲直りと告白~

あの時の俊樹君、本当に格好良かったな。

「郁を助けたい、郁を救いたい、郁と仲直りしたい
郁が連れて行かれたら、二度と会えなくなるかもしれない
これらの気持ちがあの時、俺の中でいっぱいだったんだ…。」

「俊樹君…。」

「郁を助けて仲直り出来た時、改めて思った
もう二度と、郁を傷つけたり危険な目に合わせたくない
俺がこれからも、ずっとそばて守っていきたいって」

俊樹君は、両手で僕の両肩を掴む。

「郁、期限日までゆっくりで良い!
真剣に考えて結論を出してくれ!
俺か夕陽、もしくは両方無理な場合は、ハッキリと振ってほしい!」

両手を離す俊樹君。

「わかったよ
あ、でも…。」

仮に、僕が振った相手とこれからの事を考えたら…。

「振られた方の、今後は心配するな!」

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