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角川学園-School Days-

第21章 三角関係決着編~告白の返事~

「お兄ちゃん、腐男子だし男同士に対して偏見ないと思って…。」

「男同士の恋愛とかゲイに対して、別に偏見とか全然ないよ」

それを聞き、隼と壮馬君は少しホッとする。

「あの、それで俺達の仲を認めてほしいんです
隼を必ず幸せしてみせます!」

娘を嫁にやる父親の立場って、こういう感じなんだな。

「壮馬君、僕はね
隼が幸せで笑顔でいてくれるなら、何だって良いんだ」

僕は、壮馬君に近付いて頭を撫でる。

「弟を、隼の事をよろしくね」

「はい!
ありがとうございます!」

「お兄ちゃん、ありがとう♪」

僕達は、再び歩き始めた。

「2人の仲を認めてもらえたんだから、これからは郁さんの事はお兄さんと呼ばせて頂きます」

「まあ、呼び方は任せるよ
……あとは、僕だけか…。」

「お兄ちゃん?」

「どうしたんすか?」

僕は、2人に俊樹君と夕陽君から告白された事と、その経緯を説明した。

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