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角川学園-School Days-

第21章 三角関係決着編~告白の返事~

「うん、それで良いよ♪
幼馴染と親友と兄弟としては、僕が1番だからね!」

「うん」

「でも、ハグやじゃれつくぐらいはさせて欲しいな」

「それは、もちろん喜んで」

僕は、立ち上がって夕陽君に向き直る。

「それじゃあ、そろそろ失礼するね」

すると、夕陽君も立ち上がる。

「俊樹君に返事しに行くの?」

「うん
新今宮の改札付近で、待ち合わせしてるんだ」

昨日の夜。

夕陽君と会う約束をしてから、俊樹君に電話で会う約束をした。

告白の返事をしたいって伝えたら、通話越しでもわかるくらいに驚いてたな。

「もし良かったら、俊樹君に何て返事するか教えてほしいな…。」

「わかった
俊樹君への返事は―――――」

僕の俊樹君への返事を、夕陽君に先に教えた。

「そっか…。
教えてくれてありがとう」

「夕陽君、見送りは良いよ
あと、これからも仲良しの幼馴染で親友で兄弟だよ」

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