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角川学園-School Days-

第21章 三角関係決着編~告白の返事~

そう言い残し、僕は夕陽君が泊まってる部屋を出た。

-夕陽視点-

「……。」

あ~あ、フラれちゃった…。

「失恋って、思ってた以上に苦しくてダメージが大きいな……う、うぅ…うぅぅっ…。」

僕は、スマホを取り出して他のメンバー達に今さっき、郁君にフラれた事をメールで報告した…。

◇JR新今宮駅・改札付近◇

-俊樹視点-

「ふぅー…。」

何か、段々と緊張してきたぞ…。

昨日の夜、郁から告白の返事がしたいって連絡きた時、本当に驚いた。

しかも、待ち合わせ時間までもう少し。

時間が近付くに連れ、緊張も増してくる。

「郁、夕陽には何て返事したんだろうな…。」

通話中、先に夕陽に返事をしに行くって言ってた。

「とにかく、郁が真剣に悩んで考えた結果を受け入れよう」

夕陽とも、仲良しの友達で居れたらそれで良い。

「お、郁だ」

向こうの信号から、郁の姿が見えた。

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