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角川学園-School Days-

第21章 三角関係決着編~告白の返事~

僕は、さっき夕陽君に返事した内容を、俊樹君に伝える。

「そっかー…。」

「それで、俊樹君の告白の返事なんだけど…。」

「おう」

真剣な表情で真っ直ぐ、僕の顔を見る俊樹君。

「こんな、僕でも良ければよろしくお願いします」

「え、本当か!?」


信じられないと言いたげな表情で、俊樹君は僕を見て驚く。

「うん
夕陽君と俊樹君の居心地の良さと、一緒に居て楽しい気持ちは同じくらいなんだ」

でも、そこに2人の違いがあった。

「夕陽君の居心地の良さと、一緒に居て楽しい気持ちは幼馴染として、親友として兄弟としてって事に気が付いたんだよ…。」

「俺は?」

「俊樹君との居心地の良さと、一緒に居て楽しい気持ちには親友と兄弟って気持ちもあるけど…。
でも、それらの気持ちより好きって気持ちの方が大きい…。」
.
その好きの感情は、友達や兄弟の好きとは違う何か。

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