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こんな恋愛ありですか…

第2章 彼との出会い

『電話していい??』由美からのLINE。電話だなんて、珍しい。何かあったのかな…
私「どうしたの?」
由美「この前さ〜、美月も恋愛したーい!とか、言ってたでしょ?合コンの話があるんだけど」
私は引いた。38才で合コン… いや、自分に引いたのだ。合コンに参加する自分が寒いなって。由美に叱られた。そんなこと言ってたら一生一人だよ、一生h無し人生だよ!
!なぬーそれは嫌だ‼︎絶対やだー‼︎
別にhフレンドが欲しい訳ではない。でも、一生h無しって聞いたらもっと寒気がした。

けど、ママ友のaちゃんは「hなんてめんどくさいこともう要らないわー 。二人の子供に恵まれたしもういらない!」と言っていた。
私には信じられない言葉だった。でもそれは、出来る環境にあるから言えるのかな?確かにh好きな人と嫌いな人がいる。

(°_°)私はh好きな方だ。でも、愛されていない人との行為は嫌いである。それは、終わった後の虚しさ…単なる流れでしちゃうと絶対後悔する。それは、若い頃の経験で知っているのである。

合コンの日、3対3 相手は、全員ドクターだ。よく合コンまで漕ぎ着けたものだ。

41才モテてきたであろう大倉さん、37才かなり大人しい感じの柳さん、28才イケメンの三浦くんの3人だ。
こちらは、由美と私と由美の会社の後輩28才の香織さん。
由美が医師限定お見合いパーティーで出会った大倉さんとセッティングしてくれた。大倉さんはバツイチ。由美はバツイチは無理らしく、大倉さんも由美をものにしたい感じでもなかったから、合コンの話に結びついたんだろう。

やっぱり、三浦君と、香織ちゃんは端から見てもお似合いだ。やっぱり若いっていいな。

合コンが始まって、笑い話も出たりで、その中でも大倉さんは魅力的だ。

二次会に行くことになった。
生伴奏している 雰囲気の良いBARだ。すると、大倉さんが私の隣に座り「今度、食事に行きませんか?」と言ってきた。ちょっとびっくりしたんだけど、正直、医師という職業も煌びやかに放ち、あの甘い雰囲気で言われたら誰でもokするだろう。

由美は大人しい柳さん狙いだった。
大倉さんとLINE交換していたら、三浦くんが「お!高井!久しぶりだなー!お前元気してた?」と、後輩の高井君と話をしていた。この高井奏也こそ、後の彼である。

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