舞子のえっちな日記
第2章 舞子の会社での姿
デスクの上から足を下ろして
慌ててパンツを太ももまで履いてから
スカートを下ろしてそれを隠す。
こんなビチャビチャに濡れているのに
普通にパンツなんて履けない。
トイレに行って拭いてからパンツ履こ。。
乱れた髪をほどき、結わき直してから
カーディガンを着直した。
女子社員の2人がオフィスに着いて、
盛り上がっていた話が落ち着いたところで
わたしはゆっくりと自分のデスクを出た。
ドキドキの鼓動は彼女たちには
聞こえていないはず。
なるべく平常心で、平常心。。
「うわ、いたのかよ…」
言われたのはその一言だけだった。
だけどその一言が胸に突き刺さる。
わたしはいつになったら
この会社の人たちと笑顔で話せる日が
くるのだろう。
もしかしたら一生
来ないのかもしれないなぁ。
っ…!
なんだか無性に悲しくなって
わたしはトイレは急いだ。
ドンッ!!!!
「っきゃ……」
下を向いて歩く癖があだとなった。
だれかにぶつかってしりもちを着く。
や、やば、ぶつかっちゃった
謝んなきゃ、またなんか言われ…
「あ、すいません、
大丈夫です、か………」
先に謝ってくれた、
頭上から手を差し伸べてくれる
若い男性。
あ…かっこ…いい……