テキストサイズ

舞子のえっちな日記

第3章 城島 圭



じゃあ男性社員に頼めばいいんじゃ…


部長は私の心を読んだかのように
話を続けた。



「だから男性社員に頼もうと
思ったんだけど、

…ほらぁ、昨日の態度。

すこーし皆の勘に触った
みたいなんだよねぇ……」



わははと笑う部長とは逆に、
わたしの愛想笑いは引きつる。



「だから、頼んだよ!!」


「え!?ちょ、ちょっと部長…!」


部長は飲みかけのコーヒーを
飲み干すと
私の方を叩いて行ってしまった。


ちょっとちょっと……
そんなことってある!?

こんな私がお世話係なんて…

しかもあの五十嵐くんの…!!

絶対嫌がられる…
いじめられるぅ……。


周りのデスクから
コソコソと話し声が聞こえる。


「なんで稲垣さん?」

「ほんっと邪魔な存在〜〜」


女子社員の僻みの声だ。


そんなこと私に言われたって…。

1番嫌なのは
間違いなく私なのに…。

しかもなんで五十嵐くんなの?

絶対奴隷みたいにされて…

奴隷?

その言葉に少しだけ
胸が高鳴る。

奴隷、性奴隷…
ご主人様と従順な犬の関係。


そんな関係になれるのなら…。


どこまでも身体を
いたぶることしか
考えられない私がいた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ