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舞子のえっちな日記

第4章 五十嵐 冬伍



ちょ、ちょっと視線が痛い…

もう…!
この2人といるとどこにいても
女の人からの嫉妬が怖いよぉ!!


城島さんから
メニューを受け取り、
パスタの中で1番好きな
カルボナーラにした。


注文してから
私たちの会話はなくなる。



…男の人って話すことないと
普段こんなに静かなのかな…?

それとも私がいるから!?
な、なにか話題探さないと…



私が意を決して
城島さんを見上げると、



「稲垣さんは、
去年入社されたんでしたっけ?」



城島さんの方から
話しかけてきてくれた。



「い、いえ…
私は今年の新社会人で…」


「そーなんですね!
他の人から頼りにされてるから
結構長く勤めてるのかと思ってた。」



頼られてる…
それって実はいじめまがいなこと
されてるだけなんだけど……。


「じゃあ23?」

「は、はい!」

「へー!1つ下なんですね」


なぜか嬉しそうに笑って
水を飲む城島さん。


やっぱり城島さん、
年上だったんだ…。

雰囲気からしてすごく大人びてるし、
口調とか常識とかしっかりしてて…

1つしか違わないのに
なんかすごく
大人の男性って感じ…。


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