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となりのアイツ AN

第97章 大凶の呪縛5 かずくん



俺と居るより楽しそうに笑い合うバスケ部仲間
俺なんか逆立ちしたって敵いっこない 可愛い女の子

敵視の目で見ないようにするのは容易じゃない
みんなに、そしてまーくんに気づかれないようにするのは
物理的に離れるしかない

そんな事を考えて わざと素っ気なくして
距離を置いた高校生の頃も


俺はずっとずっと
まーくんしか目に入らなくて

この先も ずっとずっとずっと
誰にも知られないようにひっそりと
まーくんの事を想って 生きて行くんだと思ってた





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