となりのアイツ AN
第17章 一歩4 まーくん
4-2
「かずくん」
「・・・・・・」
「かずくん」
「・・・・・・」
「ごめんね?俺、そんなつもりなかったんだけど・・・」
ベッドの上で体操座りして
両手で抱えた膝の上に 顔を伏せちゃったかずくん。
ホントに世話が焼ける子だね・・・なんて
絶対口には出さずに 頭をぽんぽんって軽く叩く。
「なんだよ・・・子供扱いすんなよ」
「かずくん・・・さっき言いかけたことの続き・・・言ってくれる?」
「・・・・・・」
「それとも・・・もう言う気なくなっちゃった?」
「・・・ぃぅ・・・」
「え?」
「・・・言うってば」
かずくんの頭に乗せてた俺の手を外し、
耳までまっかになったかずくんが
俺を見て大きく息を吸った。
「まーくんは鈍いから。はっきり言わないとわからないだろうから言うけど。」
「・・・うん・・・」
「俺・・・まーくんが好きだ。
幼馴染とか兄弟みたいとかそういうのじゃなく、恋愛感情で好きだ。
ずっと前から好きだった。でも、もしもまーくんがこういうの気持ち悪いなら、今すぐ取り消すよ。これからもう二度とこんなこと言わないし、態度にも出さないようにする。」
「・・・・・・」
「だけど、もしも・・・・・・・・・」
「・・・・・・」
「もしも、まーくんも・・・・・・」
「・・・・・・」
「俺、の・・・こと・・・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
・・・ここら辺が限界、かな?
「かずくん」
「・・・・・・」
「かずくん」
「・・・・・・」
「ごめんね?俺、そんなつもりなかったんだけど・・・」
ベッドの上で体操座りして
両手で抱えた膝の上に 顔を伏せちゃったかずくん。
ホントに世話が焼ける子だね・・・なんて
絶対口には出さずに 頭をぽんぽんって軽く叩く。
「なんだよ・・・子供扱いすんなよ」
「かずくん・・・さっき言いかけたことの続き・・・言ってくれる?」
「・・・・・・」
「それとも・・・もう言う気なくなっちゃった?」
「・・・ぃぅ・・・」
「え?」
「・・・言うってば」
かずくんの頭に乗せてた俺の手を外し、
耳までまっかになったかずくんが
俺を見て大きく息を吸った。
「まーくんは鈍いから。はっきり言わないとわからないだろうから言うけど。」
「・・・うん・・・」
「俺・・・まーくんが好きだ。
幼馴染とか兄弟みたいとかそういうのじゃなく、恋愛感情で好きだ。
ずっと前から好きだった。でも、もしもまーくんがこういうの気持ち悪いなら、今すぐ取り消すよ。これからもう二度とこんなこと言わないし、態度にも出さないようにする。」
「・・・・・・」
「だけど、もしも・・・・・・・・・」
「・・・・・・」
「もしも、まーくんも・・・・・・」
「・・・・・・」
「俺、の・・・こと・・・・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
・・・ここら辺が限界、かな?