となりのアイツ AN
第21章 初デート4 かずくん
4-2
そんなことをしているうちに あっという間に夕方になり、予約した広東料理の店へ行く。
ネットで予約をする際に、店を決めるまではスムーズに行ったけど実は何を食べるかはかなり揉めた。
どうせなら最高のコースを頼もうと言うまーくんに対し勿論俺が猛反対した図。
「バカっ、最高のコース2万円もするんだぞ、しかも一人分の値段だぞ」
「知ってるよ。でもせっかく1ヶ月分バイト代もらったんだし、俺たち普段すごい頑張って切り詰めてるじゃん?たまには贅沢してもいいんじゃない?」
「わかるけど、いくら何でも2万は論外。俺的には一人5千円以上は考えられない」
「えーーー。じゃあ、かずくんの分も俺が奢るから、ねっ?」
「そういう問題じゃない。てかお前二人分払ったらバイト代吹っ飛ぶだろ、どうやって生活していくつもりだよ?」
「ちょっとは残るもん。今月だけ仕送り増やしてもらってこれからもっとバイト頑張るようにもできるし・・・。」
「却下」
「でもさー・・・俺としては初デートのつもりなんだけど・・・かずくんは楽しみじゃないの・・・?」
上目遣いで見んなーーーー!可愛くて撃ち抜かれる!!
「お、俺だって楽しみだよ・・・だけど 俺たち学生だし、親に生活費出してもらってる身で・・・お前、2万のコース食べました、って母ちゃんに言えるの?」
「言えない・・・殺される・・・」
「だろ?俺も言えない・・・だからそこを基準に考えようぜ」
「ん・・・言えるのは・・・千円ぐらい・・・?」
「一気に下がったな・・・」
それから二人で議論を重ね、
まぁせっかくだから コースというものを頼んでみようかということになった。
その代わり一番安いコースにして(それでも一人6千円!)翌日からは今まで以上に節約に励むこと。
トータルで考えれば 一日で一万円以上の出費になりそうだけど仕方ない。
だって・・・二人の初デートなんだから・・・な・・・。
そんなことをしているうちに あっという間に夕方になり、予約した広東料理の店へ行く。
ネットで予約をする際に、店を決めるまではスムーズに行ったけど実は何を食べるかはかなり揉めた。
どうせなら最高のコースを頼もうと言うまーくんに対し勿論俺が猛反対した図。
「バカっ、最高のコース2万円もするんだぞ、しかも一人分の値段だぞ」
「知ってるよ。でもせっかく1ヶ月分バイト代もらったんだし、俺たち普段すごい頑張って切り詰めてるじゃん?たまには贅沢してもいいんじゃない?」
「わかるけど、いくら何でも2万は論外。俺的には一人5千円以上は考えられない」
「えーーー。じゃあ、かずくんの分も俺が奢るから、ねっ?」
「そういう問題じゃない。てかお前二人分払ったらバイト代吹っ飛ぶだろ、どうやって生活していくつもりだよ?」
「ちょっとは残るもん。今月だけ仕送り増やしてもらってこれからもっとバイト頑張るようにもできるし・・・。」
「却下」
「でもさー・・・俺としては初デートのつもりなんだけど・・・かずくんは楽しみじゃないの・・・?」
上目遣いで見んなーーーー!可愛くて撃ち抜かれる!!
「お、俺だって楽しみだよ・・・だけど 俺たち学生だし、親に生活費出してもらってる身で・・・お前、2万のコース食べました、って母ちゃんに言えるの?」
「言えない・・・殺される・・・」
「だろ?俺も言えない・・・だからそこを基準に考えようぜ」
「ん・・・言えるのは・・・千円ぐらい・・・?」
「一気に下がったな・・・」
それから二人で議論を重ね、
まぁせっかくだから コースというものを頼んでみようかということになった。
その代わり一番安いコースにして(それでも一人6千円!)翌日からは今まで以上に節約に励むこと。
トータルで考えれば 一日で一万円以上の出費になりそうだけど仕方ない。
だって・・・二人の初デートなんだから・・・な・・・。