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となりのアイツ AN

第65章 タイミング2 かずくん



玄関の内側から見た印象より遥かにたくさんの風船が
俺に向かって降り注ぐ


それは本当に 夢の様な光景で
魔法に包まれたみたいに幸せな瞬間


息をするのも忘れて 色とりどりの風船に見惚れてた俺は
ほうっと 大満足で息を吐いた後
まーくんを振り返った


最近、只でさえ忙しいのに
これを一人で用意するのはさぞかし大変だっただろう
この大量の風船も 結構高かったんじゃないのかな

ちゃんとプレゼントも買ってもらってるのに
俺の為にこんなことまで・・・





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