となりのアイツ AN
第8章 新生活2 かずくん
2-2
引越し一日目だから できればご飯も一緒に食べてやりたかった
けどカテキョをぶっちぎるわけにもいかず、
バイトを終えた俺は急いで帰る。
ピンポーン♪
隣の部屋のインターホンを鳴らすと
すぐさまガチャりと開くドア。
「お前~、確かめもせずにドア開けんなよ。それに基本チェーンは外さない」
「うん、わかってるよ、おかえりかずくん」
「ただいま...」
ホントにわかってんのかな...
でも、誰かが待ってる部屋に帰るのはこっちに来てからもちろん初めてで...(って、ここは俺の部屋じゃないけど)
「寒かったでしょ、お風呂沸かしといたよ。ついでだからここで入っていきなよ、ね?」
「あ...ありがと」
正直それは助かるかも。
帰ったら明るくてあったかい部屋に
まーくんの笑顔。
お風呂も沸いてるなんてここは天国か?
「じゃあお言葉に甘えよっかな~...あ、お前入ったの?」
「ううん、まだ」
「じゃあ一緒に入る?なんつって」
「えっ?///そ、それはちょっと...俺は後でいいから…」
何も考えずポロっと言ってしまったジョーダンに、真っ赤になっちゃったまーくん。
本気で狼狽える姿が可愛くて撃ち抜かれる。
「着替え持ってくる...」
俺も赤くなって自分の部屋へ。
しん、と冷えきってるのに頬だけ熱い。
ヤバイ。
楽しすぎる。
思えばこれから二人きりの時間だ。
昼間は人の出入りが激しくて 全然二人きりになんてなれないままだったからな...
どーしよ・・・
ど、どうなっちゃうんだろ...これから...
引越し一日目だから できればご飯も一緒に食べてやりたかった
けどカテキョをぶっちぎるわけにもいかず、
バイトを終えた俺は急いで帰る。
ピンポーン♪
隣の部屋のインターホンを鳴らすと
すぐさまガチャりと開くドア。
「お前~、確かめもせずにドア開けんなよ。それに基本チェーンは外さない」
「うん、わかってるよ、おかえりかずくん」
「ただいま...」
ホントにわかってんのかな...
でも、誰かが待ってる部屋に帰るのはこっちに来てからもちろん初めてで...(って、ここは俺の部屋じゃないけど)
「寒かったでしょ、お風呂沸かしといたよ。ついでだからここで入っていきなよ、ね?」
「あ...ありがと」
正直それは助かるかも。
帰ったら明るくてあったかい部屋に
まーくんの笑顔。
お風呂も沸いてるなんてここは天国か?
「じゃあお言葉に甘えよっかな~...あ、お前入ったの?」
「ううん、まだ」
「じゃあ一緒に入る?なんつって」
「えっ?///そ、それはちょっと...俺は後でいいから…」
何も考えずポロっと言ってしまったジョーダンに、真っ赤になっちゃったまーくん。
本気で狼狽える姿が可愛くて撃ち抜かれる。
「着替え持ってくる...」
俺も赤くなって自分の部屋へ。
しん、と冷えきってるのに頬だけ熱い。
ヤバイ。
楽しすぎる。
思えばこれから二人きりの時間だ。
昼間は人の出入りが激しくて 全然二人きりになんてなれないままだったからな...
どーしよ・・・
ど、どうなっちゃうんだろ...これから...