テキストサイズ

となりのアイツ AN

第92章 ただいまの後で7 かずくん



「まーくん・・シよ?」
「・・・いい、の?だって・・・」

「俺なら大丈夫だから」
「じゃ、じゃあ・・・ゆっくりちょっとずつ挿れてみるけど・・・
もし痛かったらすぐ言ってね?」

「ん」


暗闇の中、スマホの灯りだけで
まーくんがごそごそとジェルの準備をする横で
俺はそっと深呼吸してみた

高まってるムードを壊したくない

息を止めないように
力を抜いて
今日こそ前進するぞ、と誓う






ストーリーメニュー

TOPTOPへ