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第18章 花火大会

「やぁ華ちゃん。心配したよ。真啓との一夜は楽しかったかい?」

真啓のパパと春さんが浜辺に迎えに来てくれていた。

「お父様また、そんな言い方やめて下さい。」

真啓はとても疲れた顔をしていた。

「ええ。真啓と一緒だったから全然怖く無かったの。本当に真啓ありがとう。」

あたしは心から真啓に感謝している。

「真啓さん本当にありがとうね。」

春さんも真啓にお礼を言った。

「さぁお屋敷に帰りましょう?お腹空いたでしょう。」

そうだどおりでお腹が空いていると思っていたら、昨日からチョコレートと乾パンしか食べて無い。

「うん♪」

リツがあたしに抱き付いて来た。

「良かった~もう華ったら!!心配したんだからっ!!真啓くんも無事で良かったぁ。」

あたしは、お風呂に入ってご飯を食べてベッドに横になった。沢山眠ったはずなのに、気が付くとお昼だった。
真啓パパも春さんも皆で一緒にご飯を食べた。あたしは皆に迷惑と心配をかけたことをきちんと謝った。無事に帰って来てくれたからと皆はそれ以上何も言わなかった。春さんがケンタさんに持っていくようにとケーキを焼いてくれたので、真啓と一緒に旅館へ挨拶に行った。

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