テキストサイズ

+* ゚ ゜゚ *Classmates* ゚ ゜゚ *+

第23章 幻想ポロネーズ

「はい…ご報告が遅くなって済みません。真啓さんとお付き合いをさせて頂いています。」

「真啓さんはあなたのことをずっと好きだったのよ。」

真啓のママが笑った。恥ずかしくてあたしは慌てて話題を変えた。

「あの…母がご挨拶に伺いますと言ってました。」

「ええ、さっきその事の確認のお話ししてたのよ。来週、あなたのお家に主人と伺う事になってたから。」

「えっ!そうなんですか。」

「あら。華さんは聞いて無かったのね。ごめんなさい。」

真啓ママはあらまずいこといっちゃった?と口に手を当てた。

「…でも丁度良かったわ。夫も私もあなたのご両親にお話ししたいことがあったの。」

…流石ママだやることが素早い。しかも秘密にしてたなんて。

「ご両親にくれぐれもよろしく伝えてね。」

真啓ママの笑顔は綺麗でキラキラとしていた。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

ストーリーメニュー

TOPTOPへ