+* ゚ ゜゚ *Classmates* ゚ ゜゚ *+
第6章 仲良し3人組?
「あとは大丈夫だから…ふたりともお手伝いありがとう♪もうすぐだからそれまで、好きな本でもDVDでも、CDでも聴いてて。」
ママ は、リビング奥の部屋を指差した。空はその部屋へとゆっくりと歩いて行った。そこはオーディオルームで音楽を聴いたり、映画を観たりする。その奥は図書室の様になっていて、本がびっしりと並ぶ。
「凄いな…。」
空も思わず、声を出した。
パパがあたし達に読んで欲しい本や、医学書,文献,漫画まであった。
「良かったら好きな本を持っていって下さい。返すのは、いつでも良いですから。」
手伝いを終えて戻って来た真啓とおしゃべりをしていたパパがダイニングから空に声を掛けた。
「はい。ありがとうございます。」
空は、分厚い西洋音楽史と、ピーター•バークホルダーが書いた A History of Western Music を手に取った。ママが手を拭きながらやってきた。
「あ…それね、大学の教科書なの。良かったら読んでみると良いわ。空さんは、音楽が好きなの?」
「ええ…まぁ。」
「そう♪だからなのねぇ。真啓さんとも仲が良いのは。彼のお母様は,ピアニストで彼もピアノがとっても上手なのよ。」
ママはニコニコしながら空に微笑んだ。
「凄く美人で可愛らしいんだよ…ね。」
夏はパパに了承を求めると、ええ…そうですねとママをちらりと見てから気の無い返事をした。
「あらそうなの?だからガクさんは、良くコンサートへ行くのね。」
「あなたって人は…そんなことはありません。夏さんも余計な事を言わなくて宜しい。」
眉を顰め夏を窘めるパパを見てダディがリビングで笑った。
ママ は、リビング奥の部屋を指差した。空はその部屋へとゆっくりと歩いて行った。そこはオーディオルームで音楽を聴いたり、映画を観たりする。その奥は図書室の様になっていて、本がびっしりと並ぶ。
「凄いな…。」
空も思わず、声を出した。
パパがあたし達に読んで欲しい本や、医学書,文献,漫画まであった。
「良かったら好きな本を持っていって下さい。返すのは、いつでも良いですから。」
手伝いを終えて戻って来た真啓とおしゃべりをしていたパパがダイニングから空に声を掛けた。
「はい。ありがとうございます。」
空は、分厚い西洋音楽史と、ピーター•バークホルダーが書いた A History of Western Music を手に取った。ママが手を拭きながらやってきた。
「あ…それね、大学の教科書なの。良かったら読んでみると良いわ。空さんは、音楽が好きなの?」
「ええ…まぁ。」
「そう♪だからなのねぇ。真啓さんとも仲が良いのは。彼のお母様は,ピアニストで彼もピアノがとっても上手なのよ。」
ママはニコニコしながら空に微笑んだ。
「凄く美人で可愛らしいんだよ…ね。」
夏はパパに了承を求めると、ええ…そうですねとママをちらりと見てから気の無い返事をした。
「あらそうなの?だからガクさんは、良くコンサートへ行くのね。」
「あなたって人は…そんなことはありません。夏さんも余計な事を言わなくて宜しい。」
眉を顰め夏を窘めるパパを見てダディがリビングで笑った。