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彼女と妹

第10章 綾子と先生(その2)


「あはははは。可愛い。

藤川、シャワー浴びナよ。

ほら、俺のジャージとTシャツ貸してやるから。パンツも洗いな。

陽のあたる窓際に干しておけばこれも夕方までには乾くよ」


「わかった…」


先生はシャワーの使い方を一通り説明すると、私のスカートと自分の服も一緒に抱えて部屋から出て行った。


保健室で上りつめた私の体はまだ鎮まっていない。


シャワーの水が体にあたるだけで再び声が漏れてきそうなくらいだ。

………

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