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彼女と妹

第10章 綾子と先生(その2)


私がシャワーを浴びて出てくると、先生はもう帰ってきていた。


「藤川、少し寝るといいよ」


先生は自分のベッドを指差した。

そして

「俺もシャワー浴びよっかな…」

そう言いながらシャワールームに入っていった。


私は見えないようにパンツを窓際に吊るすと、先生のベッドに入った。


先生の香りが私をいっぱいに包み込んだ。


全然臭いなんて感じない。


むしろ、癒される匂いだ。


男性の体臭って不思議。


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