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彼女と妹

第10章 綾子と先生(その2)


ついさっき、保健室でイかされた私の体の昂ぶりはまだそのまま残ったままだ。


「藤川、本当にしまっていいのか?」


「あ、あの………です…」


「ん? よく聞こえないなぁ。もっとはっきり言えよ」


「え?…」


「主語と述語と目的語と、えーっと、何だっけ、5W1Hとかいうやつだよ」


「あの…先生の……少し…休みます…」

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