テキストサイズ

彼女と妹

第3章 妹(その2)


いつもは家では飲まないコーヒーをゆっくりと味わう。

しばらくすると、すっかり元気の無くなった七海が、

「じゃぁ、行ってくるね」としょんぼりとした顔で出て行った。

「見つからなかったのかしらね」

「みたいだね」


*  *  *  *  *






「おにいちゃーん」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ