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想うこと。

第2章 第1章


「海東君がそんなこと言うなんて、驚いたよ。
実は独占欲が強かったんだね。

でも残念ながら
私はあなたの彼女じゃないから
言われたとしても、聞くと思う?」


そう言って、海東君の横を通り過ぎた。


「無理矢理聞かせるとしたら?」


ボソッと囁かれた。


「海東君とはもうプライベートで会わない」


「それは嫌だな」


笑って手を離した海東君。

何を考えてるのか、全くわからない。



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