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想うこと。

第2章 第1章


とは言っても、彼とは同じ部署のため同じ道を行くことになる。

このまま一緒だと、私の息が詰まりそうなので
何か飲み物でも買ってから戻ろうかな。


「佳苗さん、どこ行くんですか。
そっちオフィスじゃないですよ」


「気にしなくていいから
先行ってていいよ」


と言ったのに、なぜか私の後ろをついてくる。


私が早足になると、それに合わせてついてくる。


結局 寄り道をしたのが無駄になった。


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