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想うこと。

第2章 第1章


ど直球で聞かれたことに、驚きを隠せない。

飲んでいたカクテルをむせそうになった。


『ど、どうしたの…。
そんな急に…』


『では、好きな人はいるんですか?』


私が聞いても、止まりそうにない海東君の質問。


なので、私も正直に答えることにした。


『付き合ってる人はいないけど
まだ、想っている人がいるから、ごめんね』


『…そうですか』


そうだよねぇ。

こんな女にフラれるなんて思ってもなかったよね。


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