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想うこと。

第2章 第1章


私たちの周りの空気が一気に変わった気がする。


『でも、立花さん付き合ってる人がいないってことは
片想いなんですか?』


おうおう、それ聞いちゃうのかい。


『そうだね』


『じゃあ、俺本気で立花さん狙ってもいいですか』


そう言って私の頬に優しく触れる海東君。


『はじめてなんです…
こんなに女性に対して惹かれること…』


男性経験値の少ない私の心には
刺激の強すぎる言葉だった。



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