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想うこと。

第2章 第1章


目が覚めたときには、私はベッドで寝ていた。

見たことがない部屋だ。


外はもう明るくなっている。


起き上がろうとしたら
何かが私の身体に巻きついていて、起き上がれない。


『起きました?』


耳元で囁かれてぞわっとした。


私の身体に巻きついていた腕は離されたけど
次は私の上に覆いかぶさってきた。


『…海東君、これはどういうこと?』




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