テキストサイズ

想うこと。

第2章 第1章


私と海東君との距離は
どちらかが少しでも動けば、唇が触れてしまうくらい近かった。


よく見ると、私の上にいる海東君は何も着ていなかった。


『ちょ、ちょっと…何か着て…!』


『いいじゃないですか。
もうお互い見てるんですから』


お互い…?

バッと布団の中にある私の体を見たところ
私も何も着ていなかった。


サーっと顔が青ざめていくのがわかる。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ