POISON TEACHER
第7章 女はブスになんなきゃ、女じゃねえ!!
一方、英太はかなりふてくされていた。
心配したタカシたちは、
『英太君
気にしなくたっていいよ。
またそのうち
いつか…、』
英太は黙りきったまま机に寝込んだ。
三人は、困ってしまった。
『はぁ~
こりゃ今まで付き合って、1番ひどい修羅場だね。』
『何でだよ?』
『去年なんか
理恵が気合い入れて、英太のために化粧したんだけど
英太は気に入らなくて、別れの危機に一度瀕したわ。』
『あれ、どうやって仲直りしたのかしら?』
『うーん、確かあれは……、』
すると、
尚美と政夫が廊下を歩いていた。