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POISON TEACHER

第9章 優しい男は優しくしてる自分を愛してる

強烈なフラッシュがかかった。


溝坂とタカシ、カナ、愛実、英太、理恵達だった。


『なーにが、フィナーレだ

互いに愛し合わなきゃホントのフィナーレじゃねぇんだ!!

お前のはただの自己満にしか過ぎねえよ!!』


『…っし、侵害だ!!
プライバシーの侵害だ!!
そして不法侵入で訴えるぞ!!』



溝坂はそんなことには、当然めげず



『侵害?
ふざけんなよ!?
お前が一番一番侵害してんだろ!!
あゆみの心も身体も全部な!!!!


訴えるなら、写真を全部
ばらまいてやるからな!!』

『……!!!』
良輔は何も言えず悔しみながら、
呆然とするしかなかった

溝坂はそういって、あゆみを抱えて
良輔の家から去っていった。

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