テキストサイズ

POISON TEACHER

第10章 親なんかしょせん他人同然な存在なんだよ!!

『だから何よ!!
原因を知ったからって
私の悩みなんか解決できるわけ無いわ!!
熱血教師でも、あるまいのに!!』



『その通りだ!!』



『………!!』


麗奈は溝坂の肯定的な反応に驚いた。



『自分の心は、自分で克服しなきゃ
意味はねえ!!
そうやって大人になってくんだ!!

親や、教師の仕事ってのは、
子供に自分の力で生きてく知恵や術を
授けることだ!!


熱血教師は過保護な親バカみたいなもんだ!!』


麗奈は溝坂の話に心が改まったのか
表情が少し綺麗に感じた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ