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溝坂は筧の家に訪問した。



『先生どうぞこちらへ』


筧の部屋へ案内した。


溝坂はドアを開けようとしたが鍵がかかっていた。


『くそったれが！』

溝坂はタックルで
勢いをつけドア無理やり開けた。


『筧！?』

広い部屋でパソコンの画面を映すプロジェクターまでついている。
溝坂は少し関心を示した。溝坂は筧に話しかけるが
筧は無視をした
『おい黙ってないで、一言なんか言ったらどうなんだ！?』


筧はキーを打ち出した。


溝坂はプロジェクターを見た。


筧は溝坂に向かい
こう打った。


『忙しい！帰れ！』


『クソガキが
一言言えつったのに……、』


筧は再びキーを打ち出した。


今度は


『関心したふりするな、善人面した先公が！』



『何だと！?
こっちはな、お母さんがわざわざ頼んできてくれたんだぞ！!』


プロジェクターには


『とにかく帰れ！


お前には興味ない』


『あぁっ！
帰ってやるよ！?
だかな、明日も明後日も何回でも来てやる！?』


溝坂は一階に降り始め、
筧の母はリビングから出て溝坂に謝る


『先生……、
ホント申し訳ございません。』


『お母さん
ちょっとお話しませんか？』


『えっ？』


筧の母は
溝坂の唐突な話に一瞬戸惑った。


『ええ…わかりました。』


リビングに案内した。