
POISON TEACHER
第26章 もし高校野球の監督に毒舌教師がなったら……(前編)
『別に、門田先生は
なにもしてやしないっ!!
なぜ責任を問われないといけない。
あいつらを退学させるなり、
停学処分にするなど
ほかにあったはずだっ!!』
『黙れっ!!
非常勤の分際で偉そうなことを
言うんじゃないっ、
とにかくこれは
学校が決めたことだっ!!
君の一言で変えられてたまるか!!』
溝坂はカチンっと来て、
罵声を交え文句をいった。
『そうやって、
人の話を聞けねぇで
無実の罪を着せやがって
糞喰らえっ!!』
『わかってるのか貴様?
これ以上何か言うと
君も謹慎どころか、クビ同然だからなっ!!』
『…………………!!!!!』
さすがの溝坂もなにも言えなく
なってしまった。
