
POISON TEACHER
第6章 他人についてとやかく文句言うやつ程下劣なやつはいない。
拓真はとあるアパートの二階に住んでいた。
ボロボロな印象が残るアパートだった
溝坂はドアをノックしたとたんに。
ホステス風な女性が
突然現れた。
『しつこいな
この変態野郎が!?』
溝坂の股間を蹴った!
男子たちは、
びびってしまった。
『ざまぁみろ!』
とどや顔したと思いきゃ
『いでででっ!
どこさわってんのよ!?
この変態!?』
溝坂は怯まずに、
女性に乳首をつまみあげた。
女子たちは
あきれるどころか
むしろビビった!
『人のことを勝手に変態扱いしてんじゃねえよ!?
痴女野郎が!!』
『んだとコラァ!?』
ケンカが始まってしまった。
あゆみ、タカシ、理恵、英太、カナは
あわてて止めようとしたが、
ますますヒートアップするばかり。
すると、拓真が
帰ってきた。
『お袋何やってんだよ?
それに、先公まで』
その女性は、
拓真のお母さんだった。
